店舗での流れ

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<ご来店の前に>

  • 補聴器店舗にご来店の前に、お近くの耳鼻咽喉科(補聴器相談医)の診察の受診をお勧め致します。保険診療のため、保険証と費用をお持ちください。
  • 補聴器は医療機器のため、お客様の大切な個人情報等と機器の情報を合わせて管理致しますことについて、御承諾を頂きます。
  • 補聴器を安全に用いるため事前に「禁忌8項目」について確認申し上げます。

<第1日目>

状況のお伺い

成城補聴器フィッティングルームにお越しください。きこえに関してお困りの状況や訴えを、詳しくお伺い申し上げます。

  • お名前
  • 生年月日
  • ご職業
  • 家族構成
  • 耳科疾患(既往歴・耳鳴・耳垢・聴力低下の時期、状況・補聴器(集音器)使用経験)等々

聴力測定

成城補聴器では必ず最小可聴閾値を把握するため、鋼板製の聴力検査室内で聴力測定を致します。

これは気導(125Hzから8,000Hz)と、骨導(250Hzから4,000Hz)を1オクターブ毎に測定するものです。費用はかかりません。

その他、必要に応じてことばの聴き取りを測定します。
これは補聴器を用いない状態で、左右の耳でどれほど聞き間違いが生じているか、語音の明瞭度を確認するものです。

片耳だけの補聴器装用をご希望の方には、より良いきこえを提供する為に優れたお耳はどちらなのかなど、装用耳の判断をするために必要な測定です。

補聴器でよくある訴え「音は聞こえるけれど言葉がわからない」をご購入前に見極めて、防止する役割があります。この測定も費用はかかりません。

補聴器の試聴(試し聴き)

聴力にあわせて音質音量を調整した補聴器(既成のシリコン耳栓)で、試聴していただきます。補聴効果の有無を確認し、その後の本格調整へとつなげます。お試し聴きの費用はかかりません。

ただし成城補聴器では必ずご販売の前には耳型採取を行ったうえで、耳あな型オーダーメイド補聴器、もしくはオーダーメイド耳栓(イヤモールド)付き耳かけ型補聴器をご提供申し上げます。これは「既成のシリコン耳栓やオープンフィッティング補聴器では、日本語音声を本当にいい音で鼓膜に音を伝えられない」という考え方からです。

お試し聴きはオーダーメイドではないため、そのデメリットの範囲内で適応が有るか無いかの予備材料に過ぎないことをご承知おきください。

機種の選定

実際にどんな形状の補聴器になさるか、機種の選定を行います。


聴力測定結果、試聴の結果、ご本人の希望やご予算などから、どの機種にするかを決めます。成城補聴器では国産で当店が30年間信頼してきたリオネット補聴器をご提案申し上げます。

耳型採取を行います。

印象剤という、粘土状の素材を用いて、装用される耳型を採ります。この耳型に基づいて、オーダーメイド耳あな形補聴器、もしくは耳かけ型補聴器に用いるためのオーダーメイド耳栓(イヤモールド)の外形が作られます。耳型採取も費用はかかりません。

耳型がいかに正確に採れているかで、補聴器の形状とお耳との適合性が決まります。成城補聴器ではこの耳型が最重要過程と考えています。耳型が優れていなければ、結果的にいい聴こえには至りません。こもり感や響き感、ご自身の声の違和感、咀嚼音など、音質の悪材料は耳型に起因すると考えているからです。

この段階で、もしも購入しても良いかな?とお考えになれば、お内金1万円だけ頂戴してオーダーメイド補聴器(オーダーメイド耳栓)の製造を手配致します。

第1日目の承りは、以上で終了です。出来上がりをお楽しみに!

<第2日目>

初回から最短で3日後の製品お渡しです。

補聴器の装着方法・装用感の確認

出来上がった補聴器を耳に装着する方法をていねいにご案内申し上げます。ここで補聴器の形状がお耳にピッタリ適合しているか、きつすぎないか、ゆるすぎないかを確認します。耳あなとの適合が十分でなければ、形状の修正、作り直しをします。同時に、調整された音に強い違和感を感じられないかどうかを確認致します。

補聴効果の測定

成城補聴器ではお客様の主観(自覚的な感覚)と併せて、客観的な指標も重視しております。色々な種類の音や声を用いて補聴効果(補聴器装用によるきこえの改善度)を測定します。補聴効果が十分でなければ、十分になるまで調整を行います。

補聴効果は、主に下記の3項目を実施致します。

  1. 音場域値測定
    補聴器を装用された状態で、どれだけ小さな音が聞き取れるかの測定です。両耳装用であれば「両耳・右耳・左耳」の「装用時・裸耳」をそれぞれ測定します。これによって片耳ごとの改善度(ファンクショナルゲイン)と両耳装用状態の改善度が把握できます。
    成城補聴器では250Hz,500Hz,1000Hz,2000Hz,4000Hzの5周波数をそれぞれ測定致します。目標とするレベルは個人差、周波数での重要度によって異なりますが、概ね35dB HL程度です。
  2. 快適レベル測定
    補聴器を装用された状態(装用時)と、装用されない状態(裸耳)で、どれくらいの音圧を快適な大きさと感じられるかを測定・比較します。これによって、補聴器を用いた日常生活で対人会話がうるさすぎず、小さすぎもしないちょうど良い状況であるかどうかを確認します。
    成城補聴器では500Hz,1000Hz,2000Hzの3周波数をそれぞれ測定します。個人差はありますが、装用状態で55dB HLの音圧(一般的な会話音圧)でちょうど良いと感じていただけるような調整を目指します。
  3. ことばのききとり測定
    補聴器を装用された状態(装用時)と、装用されない状態(裸耳)で、ことばの聴き取りに間違いが生じないか、ひらがなを聴いて、それを文字に書いて頂きます。音場裸耳(もしくは気導)の最高語音明瞭度を補聴器装用時の小入力で実現できているかを確認をします。用いる音源は一般社団法人 日本聴覚医学会 制定の67S語音です。

この時点で全く補聴器の効果が得られていないという判断、または違和感が強い、装用不可、要らないという感想になります場合は、お内金(1万円)を返金し、補聴器の引き取り(購入)は要求致しません。

なお成城補聴器の返品率は業界最低レベルです。どのようなお客様でも自信を持ってご案内、製造をさせて頂いております。ご注文と相成れば、お内金を除いた残金を現金、もしくはクレジットカードにてお支払い頂きます。

アフターケア

その後も定期的にご来店いただき、補聴器の点検調整と必要に応じて聴力の測定を行います。聴力に変化があれば、それにあわせて補聴器を調整します。
※修理でお預かりする場合、お貸出用をご用意致しております。

※ご来店が難しい方は、ご訪問も致します。ご相談下さい。

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