新店舗 リニューアル工事中!

成城補聴器フィッティングルームです。

2024年4月、新店舗のリニューアル工事が始まりました。仮店舗の眼の前でも在るので、来店なさるお客様方も「どうなるの?」「いつ出来上がるの?」と、皆様興味津々。

そこでこちらのページでは新しく生まれ変わる、当店舗の工事進捗状況を写真などでお伝えして参ります。

2024年7月15日

今日は、照明に使うペンダントライト・シェードを納品頂きました。

今回の新店舗は基本白色のシンプルな色合いなので、ペンダントライトは温かみのある色合いのステンドグラス・シェードになるように、全国のお店に問い合わせをして、探していました。

どれも素敵だったのですが、サイズや予算が折り合わず、諦め気味になっていたのですが、じつはこの店のすぐ近く、成城にガラス職人のご夫妻が教室を開いていることを偶然知り。

こちらの松本よしこさん&たけおさん御夫妻のご協力で、素敵なシェードが出来上がりました。

万華鏡制作やステンドグラス、フュージング、サンドブラストが学べるガラス工芸教室です。万華鏡の作り方が学べる「まんげ鏡や」とステンドグラスが学べる「世田谷ステンドグラス美」を運営しています。初めての方でも、​プロ並みのガラス工芸作品が手軽にできる各種ワークショップもご用意。小田急線・成城学園前駅徒歩1分のサロン風の教室です。

​まんげ鏡や/世田谷ステンドグラス美

使われている桃色とも紫色ともつかない不思議な色のガラスも、前代表の東谷が選択した一点もの。受付の上で煌々と佇んでいます。どうぞご来店の際に職人の技をご覧くださいませ。

2024年7月14日

カーペットの敷設が完了しました。

ようやく、お店らしくなって参りました。あとすこしです!

2024年7月6日

OAフロア、腰壁、壁紙など、内装工事が始まりました!

聴力測定室(防音室)は低いスラブ(コンクリート面)に設置しましたので、バリアフリーになっています。

聴力測定室の上部には目隠しの下り壁を設置しました。こちらも大工さんに総桧(ひのき)で作って頂きました。調湿や温度管理された空気が流れるように、すのこ状に仕上げて頂いています。

店舗の入口です。OAフロア(浮床)なので、廊下側からは、緩いスロープで上ります。

このスロープにもコダワリが詰まっています。年輩の方はほんのちょっとの高低差でつまづきが生じる場合があります。そのため、スロープとOAフロアの僅かな境目も曲線で繋ぎ、滑らかなカーブで仕上げて頂くようにしています。大工さん苦心の作品を、入店すぐから味わっていただけます。

更に廊下側では、自動扉のレールで生じるわずかな段差を解消するために、また「ここから斜めになりますよ」という注意喚起のために、左官屋さんに綺麗な白色タイルを細かく貼って頂きました。

段差が生じないように、斜め張りの高度な技術で仕上げて頂いています。車椅子の方でもスムースに入店できるように、という職人さんたちの心意気が垣間見えます。

2024年6月22日

天井張りが完了しました!

今回施工を頂いた天井は、白色です。

先日ご紹介しました通り、梁の箇所には、茶色の部材で大建工業株式会社の、オトカベANという吸音材でしたが、白色の箇所にも同じ大建工業さんの吸音材、クリアトーン12SⅡを採用致しました。

吸音で室内の余計な雑音を低減するとともに、湿気を吸ったり吐いたりしてくれる調湿機能や、消臭効果もあります。

お客様や働いてくれるスタッフに、より穏やかに潤う、快適な空間をご提供できるかな?と期待しています。

2024年6月13日

内装壁面、及び天井面が徐々に仕上がって参りました。

念願の自動ドアです。旧店舗では重たいガラス扉でしたので、夏でも冬でも開けっ放しでした。冷暖房がなかなか効かず、皆様に長時間お待ち頂くことを心苦しく思う日もありました。

新店舗ではしっかりと空調が効く、梁下までしっかりと大きい開口の扉を設えました。複層ガラスで断熱しますので、エコロジーなお店に成りそうです。

天井スラブまでしっかりと空間を確保。高い天井になりました。結果的に出てきてしまう梁(はり)は木材をイメージした濃い茶色に致しました。

実はこの茶色の部材は、大建工業株式会社の、オトカベANという吸音材なんです。

大建工業株式会社さんは、持続可能な社会を目指す建材のスペシャリストで、吸音や吸湿、遮音と行った快適に過ごす建材を追求されています。安全・安心・健康・快適といった当社も目指す価値感を共有できるパートナーとして、今回リフォームの多くの箇所に採用致しました。

通常用いられる石膏ボードでは反響音が発生しやすいのですが、オトカベのような吸音材なら話し声も吸収してくれます。

補聴器のフィッティングを最適な空間で実現できるように、成城補聴器では吸音、遮音、音響に気を使った店作りを目指しています。新店舗では静謐で快適な空間を皆様にご提供できると思います。

また、店内壁面には本物の無垢木材を贅沢に使用。当初は外国製の木材を使用する予定でしたが、円安で国産のヒノキの方が安いという事態に。

総檜造りによる、香りがとても良い空間に成りました。あえて塗装はせず、木材の呼吸で吸湿、放湿効果も期待できそうです。

2024年5月29日

今回のフル・リニューアルでは、聴力測定室が2台、新規に設置されますのは既報の通りです。

先日は小さい方の聴力測定室、リオン株式会社製 聴力検査室 AT-66Kの設置を行いました。

本日は補聴器店舗としては最大級(室内空間で幅1,990mm、奥行き1,990mm、高さ2,225mm)の聴力測定室、リオン株式会社製 聴力検査室 AT-71(成城補聴器特注仕様)の設置です。

成城補聴器では、補聴器を装用されて本当に聴こえが良くなられたのか、客観的な測定を重要視しています。外部の暗騒音を遮断して、補聴効果の測定をしっかりと行うためのお部屋になったと思います。

皆様をお迎えするのが楽しみです。

2024年5月17日

今日で、概ね外壁に接する箇所の断熱材 施工が完了しました。

旧店舗は竣工時の壁面だった為、壁紙の板すぐ後ろはコンクリート外壁でした。そのため、夏は暑くなりやすく、冬は寒くなってしまう部屋は、小さなエアコン1台で温度調整を行っておりました。

今回のリニューアルでは、断熱材を全面に用いて、高気密・高断熱の省エネ店舗に生まれ変わります。

(施工途中) コンクリート壁+断熱材+仕上げ木材
(仕上がり間近) あとは壁紙を貼るだけです

夏は涼しく、冬は温かな店舗になるように、一生懸命に大工さん達が頑張ってくれています。

2024年5月14日

本日は「ダクト・エアコン」と、「高機能換気設備」が天井近くに設置されました。

どちらもご家庭では、あまり使うことの無い空調システムです。

ダクト・エアコンは聴力測定室でも、夏は涼しく、冬は温かな温度にするために導入致しました。

一般的な壁掛けのエアコンでは、聴力測定を行うには騒音レベルが大きすぎ、正確な測定が出来にくい環境になってしまいます。

リオン製 吸気消音ダクト(AT-66用)

でもダクト・エアコンなら騒音源のエアコン室内機を遠くに出来ますし、リオン製の吸気消音ダクト(騒音を検査室内に入れ難くする)とセットで設置することで、より静かで快適な測定環境をご提供できます。

これで長時間に成りがちな”聴力測定”や、補聴器を装用された状態での”聴き取りの測定”を行うお部屋でも快適になりますので、測定に集中頂ける環境が整いそうです。

高機能換気設備は全熱交換器とも言います。一般的な換気扇では、室内で暖房・冷房した空気(冬の温かな空気や、夏の涼しい空気)を外に放り出してしまうのですが、この設備は”熱”をお部屋に戻してくれます。

他にも、空気中のホコリや花粉を除去した綺麗な空気だけを店舗内に流入してくれたり、真冬の乾燥した空気に加湿してくれて、お肌に優しい潤いを空気に与えてくれたり。

もちろん、コロナのような感染症を乗り越える時代でも、十分な換気で安心安全なお部屋にするために。

すべてはお客様のために。

目に見えない空気にも、精一杯おもてなしの気持ちを込めてお迎え致します。

2024年5月13日

今回のフル・リニューアルでは、聴力測定室が2台、新規に設置されます。

そのうちの1台、本日は小さい方の聴力測定室、リオン株式会社製 聴力検査室 AT-66Kの搬入・組立が行われました。

標準仕様は窓は1枚。取っ手もドアの内外に一つづつなのですが。

今回は狭い場所に恐怖心を覚える方にも、安心して聴力測定頂ける様に、窓を合計3枚に増設改造。とっても明るい室内になりました。

また御足元が不安な方向けに、ドア枠内外にも取っ手を付けて、合計4箇所の持ち手をご用意した特別仕様です。安心、安全に、気導・骨導の聴力測定が実施できます。

小さいとは言え、重量は500Kg以上!医療機関(耳鼻咽喉科など)で用いられる、遮音性能が抜群のこの測定室。大きさも、ひとり入室タイプのラインナップでは最大サイズで、室内もゆったり広々です。

2024年5月2日

ゴールデン・ウィークも仮店舗にて完全営業中の成城補聴器フィッティングルームです。

例年同様、大変多くのお客様が家族連れでお越しになられ、とても多くのご成約を頂戴しております。今週は多くの時間帯で外の廊下の椅子まで並ばれており、大変お待たせしております。誠に申し訳ございません。

椅子といえば、長年待合室で皆様に愛用頂いておりましたアンティークソファーが当店舗の顔でした。

待合スペース
リニューアル前のソファー

こちらのソファーを今回の改装を機に、数十年ぶりのリフォームを致しておりました。お願いしましたのは購入店舗であり、当店すぐ近くのアンティークショップ「トレジャーハウス・ワタナベ」さんです。このソファーが本日、還って参りましたのでご紹介致します。

リニューアル後 ソファー

元々は花柄・布張りの座面でしたが、私の好みで「英国発祥のチェスターフィールド風にしてください!」と無茶なお願いをした今回のリフォーム。職人さんからは「ベースが違うので、出来るかどうか判りませんよ〜」と言われながらも、想定を上回る見事な革張りを施して頂けました。

お待たせしてしまうお時間も、出来るだけ快適にお過ごしいただけるように。新店舗でも工夫をこらして鋭意設計・建築中です。

チェスターフィールド風 ソファーはすでに仮店舗に設置済み。新品ならではのハリがある座り心地を、是非味わいにお越しくださいませ。

2024年5月1日

ゴールデン・ウィークも仮店舗にて完全営業中の成城補聴器フィッティングルームです。

新店舗は大工さんが入られて、少しずつ部屋の形が明確化して参りました。内装には鉄骨を用いず、木材を採用しました。樹の温かな雰囲気と香りに癒やされます。実は耐震性も素晴らしいとのこと。いざというときにお客様をお護りできるお店にリニューアル!

新設する自動扉をくぐって直ぐは、お客様をお迎えする大空間に様変わり。オープン時にどうなっているか、乞うご期待です。

待合室になるスペースです。全長5メートル超えの廊下はなが〜いソファーになり、店内にたくさんのお客様をお迎えできるようになります。共用廊下の明かりもガラス張りで取り込んで、明るい雰囲気を目指します。

応接間になるスペースです。新店舗ではふたつの大きな個室になります。接遇スペースを仕切ることでプライバシーの確保に繋がります。

2024年4月12日

店舗に先んじて、オージオメータ(聴力検査装置)を更新致しました。

こちらは気導、骨導の聴力測定が出来る、リオン株式会社製 AA-M1Bです。

日本聴覚医学会の67−S語表も内蔵しており、言葉の聴き取りも測定可能です。「音は聴こえるけれど、言葉がはっきりしない・・・」という方も、しっかりと測定できます。

実はこの器械、私がまだリオン株式会社に勤めていた頃に、開発設計に携わった、思い出深い器械のひとつなのです。まさか自身が購入することになろうとは、当時は思いもしませんでしたが。。。。。

2024年4月11日

共用廊下左手が旧店舗(これから新店舗になります)。右側の仮店舗で営業中です。

平成元年から35年以上使ってきた旧店舗の解体が終わりました。これまでお隣に在った眼鏡店エリアと、補聴器エリアの全面を用いて”新”成城補聴器フィッティングルームに生まれ変わります。

旧店舗(夏頃、新店舗になります)正面から。コンクリートむき出しの”スケルトン”という状態です。
旧店舗から、仮店舗を望む。共用廊下を挟んだお向かいで元気に営業中です。